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常勤と社外の意味

 

ここで「常勤」とはどういうことかについてお話しておきましょう。土日以外毎日勤務すれば常勤であることは間違いありません。しかし、前述のとおり、上場準備会社の規模は小さいため、常勤監査役の仕事がそれほど多くあるわけではありません。

常勤監査役の勤務日数はどこまで減らせるでしょうか。一般に、週3日勤務以上であれば常勤と考えられています。週5日でなくても、週3日で常勤監査役の仕事ができるのであれば、その分監査役等への役員報酬の節約になります。

監査役は監査役監査以外の業務執行を行ってはいけないため、お勧めはしませんが、常勤監査役に上場申請書類の作成や社内規程の策定を依頼する会社もあります。この場合も、常勤監査役業務を週3日以上にしなければなりません。

 

「社外」というのは、会社法上の用語で、自社の役員または従業員でなかったことという意味です。役員または従業員であっても、会社を辞めてから10年経つと社外となります。上場準備会社では、このようなケースはあまりないと思います。

また、「独立役員」という用語があります。「独立」というのは会社と利害関係がないということで、これは証券取引所の用語です。ここでは「独立」は「社外」より厳しい基準と覚えておけばよいと思います。独立社外取締役といった呼び方をすることもあります。

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